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一本筋の通った生き方をしている人。
先日、バンクーバーアートギャラリー(vancouver art gallery)で開催されている
アメリカを代表する女流画家ジョージア・オキーフ(Georgia O'Keeffe)の作品展を見に行ってきました。
風景や花、動物の骨の絵を98歳で亡くなる近くまで描き続け、
斬新な作品を残されているのですが、今回の展覧会で一番印象に残ったのが
作品と一緒に展示されている、オキーフのポートレイト写真の表情でした。
何年も物をじっくり観察してきたせいでしょうか?眼光が鋭く
ひとりの人間としての迫力があるのですが、それでいて、
どこかにやわらかさがあって、自然体でいい表情だな〜と
モノクロの写真を、しばらく見つめていました。
人生の大部分の時間を自分が描きたい!と思ったものを描き続けた人。
最近では、生涯学習なんて言葉もありますが、この「持続力」がすごいな〜と思うのです。
もちろん生きている間には、オキーフ自身も絵のことでも、人間関係のことでも
いろんなコメントや批評を外からされて、悩んだ時期もあったそうですが・・・。
そこを突き抜けて、最後まで描き続けたオキーフの芯の強さ、好奇心、情熱に脱帽でした。

分野は、全く違うのですが、日本の俳人に金子兜太さんという元気なおじいちゃんが
いらっしゃいます。毎日、朝起きると、青竹を踏み、何百人もの戦争で亡くなった友人の名前を唱え、
かけがえのない一日を背筋を伸ばして、生きる姿がテレビに映し出されていました。
この2人に共通していることは、絵画にしろ、俳句にしろ、一生をかけて
好きなこと、やりたいこと、貫きたいことがあったということだと思うのです。
「生きていくテーマ」と言ってもいいでしょうか?
この生きてきたプロセスを年表のように、自分史にして見てみると、
単純に「テーマがある人生って、おもしろそうだな〜」と思うのです。
テーマは、もちろん芸術だけに限りません。人と話すことであったり、
お料理であったり、本を読むことであったり、旅行であったり、いろいろあると思います。

私の場合は、現在、きょうのばで取り組んでいるような
自分らしい人生を進めていく時に、ポイントになる考え方を、
一生をかけて、たくさんの人に伝えていく仕事ができると、まわりの皆さんのお役に立てながら
私なりに生きていけるのかな〜と思っています。
実は、何か心が熱くなるようなやりたいことがあること自体、最近発展している脳科学的にも
とてもいいそうです。人は「感情」から老化する。(和田秀樹著)でも書かれているのですが、
老化の始まる原因は、体的なことよりも、むしろ、感情的なことから始まっていくそうです。
「今、あなたの気持ち、感情年齢は、何歳ぐらいだと思いますか?」
いつまでも、人として魅力的な歳のとり方をしていきたいですね。 |