「きょうのば」は、バンクーバー(カナダ)で、自己の成長・前向きな行動を支援する、ワークショップ(研修)の企画・運営を行っています。

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自分らしい人生を、カタチにしていく力を身につける「きょうのば」
カナダのバンクーバーで学ぶ、気づく、考える。そして、じっくり「成長」していく。人生の変わり目、本番を迎えらているあなたの可能性を、全力で応援します。
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溝口 寛のコラム
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2008.2.15
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心のブレーキをゆるめて、行動する大切なキーワード。


 誰でも、行動し続けていくことの大切さは何回も聞こえてくることですし、頭では理解できています。
それでも、いざ行動の瞬間にくると、自分がこれまで信じてきたことや思いこみなどがじゃまをして
「やってみたいな〜」と感じていることを、即に実行していくのはなかなか難しいことだと思います。
車の運転に例えると、アクセルを思いっきり踏みながら、目一杯ブレーキも踏んでいるような感じでしょうか?

このような場合、やってみたいと思っている機会(チャンス)も、ずう〜と行儀よく
自分の前で待機してくれることはないので、その機会が自分の前から去っていった時点で、
「今回は、まあいいか〜」と、機会を損失しているにもかかわらず、妙にほっとしたりします。

でも後味としては、「あの時、行動していたらどうなっていたかな〜」という
後悔の念も、やっぱりどこかに残っているのではないでしょうか?それでも日々のことに追われ
時の流れとともに、だいたいのものは、忘れてしまうものです。

 しかし、こういうことが何回も積み重なってくると「もう〜このままではどうしようもない。」と
心の叫び声の方が大きくなり、藁(わら)をもつかむ気持ちで、ずう〜とかけていた
心の安全ブレーキを、自分から意識的に、コワゴワとゆるめてみる時があります。

この動き出した段階は、ものすごい精神的なエネルギーを使って、
前に進もうとしているわけで、心のブレーキのパワーも依然強く働いているので
これまでと同じ、変化の少ない快適だった方へ、どうしても引っ張られそうになります。

行動に移せた瞬間に、願っていたような結果が早めにでも起これば、
気持ちも「おっ!やっぱり」ということで落ち着き、そこからの心のブレーキもゆるみやすくなり、
「これから、もっといける!」と確信がもてる方向へ、少しずつ近づいていけるのだろうけど・・・。

やってきたことが、なかなか結果につながらないと「このままでいいのだろうか?」
「やっぱりダメだったのか?」と、またそっちの方の世界へ引き戻されそうになります。

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 何かに向かって、これまで経験のなかった新しい道へ進んでいこうとする時、
先にある人生の未確定な要素、予想できない部分が、たくさんあるだけに、
心の中では、「やろうか?やめておこうか?」のアクセルとブレーキの攻防戦が、かなり激しくなってきます。

アクセルは、どちらかというと、進歩的、冒険的な感情で「人生の中でこんな経験をしていきたいな〜」
「こんな風な生き方をしたいな〜」「こんなことができれば、楽しいな〜」というような
願望や憧れ、希望を感じている部分ですね。

ブレーキは、まさしく危険回避的な思考で、頭で「もしこんなことが起こったら?」
「もし変な風に思われたら?」「やっぱりご迷惑になるのでは?」「やりたいけど、どうも可能性が〜」
「やりたいけど、今の状況のままでは〜」「いいと思っているけど、あの人が〜」というような、
行動する前からかなりの量の危険信号が発生し、できるだけ今の状況のままでいいとする力が
無意識の力が働いてくるという感じですね。「〜だけど」「でも〜」「もし〜」と言っている時は、
このブレーキが効きはじめた頃によくでてくる言葉です。


まあ、クルマでもアクセルとブレーキがあって、ようやく目的地にたどり着けるわけであって、
安全思考のブレーキも、どこかでやっぱり役にたっているのだと思います。でも出発点から
目的地に行こうとすると、やっぱりこのブレーキを外していくことが必要になってきます。

 今回は、私が心のブレーキを外す時につかっている、私にとっては、とても大切なキーワードを
皆さんにお伝えします。それは日本の古風な雰囲気のある『ゆだねる。』という言葉です。その意味は、
とりあえず自分がやりたいな〜でもどうかな〜と思って迷っていることを、最終的な結果をあまり気にしないで、
やってみる、聞いてみる、お願いしてみる。伝えてみる。という考え方です。

結果が「YES」とでれば良し。「NO」とでてもしょうがない。という潔さが
この考え方の土台になっています。相手側の気持ちや考えを尊重し、最終的な判断は、
あちら側にゆだねてみようという姿勢です。


これまで、私がゆだめてみた結果では「YES」よりも「NO」や「無反応」の確率の方が高いのですが
それでも、いきなり共感していただいて、つながって「YES」となるケースも生まれてきます。
本当は、「NO」や「無反応」となったところも、楽観的に考えると、少し気にかけていただけているかもしれません・・・。

 このように、相手側の判断にゆだねて、自分から行動できた時、考えているだけでは、
わからなかった結果があらわれてくるという一般的な利点もあるのですが、最大の利点は、
自分が、まわりの世界へ向けて、自分自身の心を開くことができた「解放感」を得られることです。

そして、悩みながらでも、自分の足で一歩先に行動することのできた実感に触れていくことができます。
これは後々、自分を信じる力や、自分を受け入れていく感覚へとつながっていくことにもなるでしょう。

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 新しいことに挑戦をしていく時、自分の外にあるもの、まだよくわからない状況を確実にコントロールして、
安心していきたいと思う気持ちよりは、まだよくわからいことだけど、こちらからはコントロールできそうにないことだけど、
相手の判断にゆだねて、まずは行動してみる感覚を身につけていくと、これまで自分の気持ちにフタをして、
行き場を失っていたエネルギーやモヤモヤした感情が、いい感じで体の外へ抜けていくのがわかります。

最終的には、このゆだねながら行動していく習慣が身につくと、具体的な行動する量が
かなり増えてくるので、人生の局面も、それに対応して、どんどんと変化していくことになるでしょう。
もちろん、そんな状況の中でも、前に進もうとするかぎり、何かをやりたい!と望みかぎりは、
心のアクセルとブレーキの攻防戦は、続くことになりますので、どうぞご自愛ください。

まとめは、アメリカのはぎれのいいモチベーター
ジグ・ジグラー(Zig Ziglar)さんの名言です。

Your attitude,
not your aptitude,
will determine your altitude.


あなたの才能ではなく、
あなたの態度(姿勢)が、
あなたの高度を決めるのだ。

この場合の高度とは、人生の楽しみ具合、進み具合、充実具合という感じでしょうか?
毎日の小さな行動の積み重ねや、それに向かう真摯な姿勢によって、最終的な人生の行き先が、
決まっていくということでしょうか。

生きていると、方向性を失って悩んだり、生きる力が感じられない場面に遭遇することもありますが、
そんな時でも、いつもあなたの中に力が潜んでいることは、忘れないでくださいね。

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