「きょうのば」は、バンクーバー(カナダ)で、自己の成長・前向きな行動を支援する、ワークショップ(研修)の企画・運営を行っています。

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自分らしい人生を、カタチにしていく力を身につける「きょうのば」
カナダのバンクーバーで学ぶ、気づく、考える。そして、じっくり「成長」していく。人生の変わり目、本番を迎えらているあなたの可能性を、全力で応援します。
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溝口 寛のコラム
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2008.3.23
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人生の中での車検期を、意識的につくられていますか?


 日本で新車を購入すると、3年目に車検を受けることが法律により義務づけられています。
その後は、2年毎に継続的に車検に出すことが必要になってきます。現在では、ユーザー車検といって、
自分で自分の車を車検する方法もあるようですが、皆さんは、いつもどのようにされていますか?

今回のコラムは、この車を点検・整備する車検のようなものが、
私達、ひとり一人の人生にも必要になってくるのでは?
ということを
書いてみたいと思います。

 私は、22歳で中学の美術科の教員になってから、28歳で退職を決めるまで、
定まった人生のレールの上を走り続けてきました。初めての社会人ということもあり、
残業を続け、それはそれは、かなりのハイペースで毎日を過ごしていました。

これを車の運転で例えると、高速道路の追い越し車線を、どこに行きたいのか?
自分でもよく分からないまま、走り続けているようなものでした。この時、
自分の人生をどの方向に進めていきたいのか?もう少し考えられていたら、
また、気持ち的にも違っていたと思うのですが、休憩というと、ちょろっと
たまっていたストレスを発散させるぐらいで、またもとの高速道路に戻って
走りつづけることを無意識の中で選択していました。

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 でも実際は、体的にも精神的にも、ガタついてきていることを、少しずつ
感じていました。ちょうどその頃、次の学校へ転任する時期が重なり、
私の場合は、退職という道を選択しました。

教員として働いた5年間、自分の人生を車検のように、じっくり点検・整備
する時間をつくったことはありませんでした。おかしいかな〜と思いつつも、
どのように自分の人生を点検・整備したらいいのか?そういう考え方も方法も意識も
何も思いつくことがありませんでした。


 その後、ひとつの出会いから、カナダ(バンクーバー)に移住することを、
選択したのですが、新しく、ギフトショップでの仕事が決まると、また教員の頃のように、
ハイペースで働く生活がはじまりました。この時も、自分の人生をどの方向に
進めていきたいのか?あまり考えずに、突っ走りました。

どちらかというと、根性論や気合い論で育ってきた世代というのも影響しているのでしょうか?
一生懸命働いていれば、それでOK!という感覚で、30代前半まで、とばしてきたのだと思います。

しかし、30代中半になると身の回りで、考えさせられることがいろいろ起こりはじめ、
「自分の人生は、このままでいいのだろうか?」というおきまりの質問が、頭の中でグルグルまわりだしました。
この時期は、これからの人生を見つめ、「よりよい人生を生きていくための不安」がでてくるのでしょうね
人生とは上手くできているというか、「この辺でしっかり考えた方がいいよ〜」
「ふり返った方がいいよ〜」と、どこからかつぶやかれているようで、ここで
ようやく、自分の人生を本格的な車検に入れる覚悟ができたような気がします。

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この人生の車検期を、人生の転換期(ターニングポイント)として考えると
どんな時期があるでしょうか?思いつくだけ、次にあげてみました。

・受験「学校、学科の選択」
・初めての就職
・留学
・30歳になる時
・転職
・結婚
・出産
・離婚
・転勤(配置転換、業務内容の変更)
・40歳になる時
・事故(災害)
・更年期(男性にも更年期があることがわかりました。
・50歳になる時
・失業(リストラ)
・60歳になる時
・退職
・入院
・セカンドライフ
・70歳になる時
・家族やパートナーの死

上のようなことが起こる前後の時期を、どう過ごしているか?どんな風なことを考えているか?で
また次にカタチづくられる人生のカタチも変化してくるのでは、ないでしょうか?

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 この人生の車検期(転換期)を次の人生ステージにつなげていくポイントとして、
私が感じていることは、まわりの状況や影響、自分の現在の経済力やスキル(能力)など、
いろんなことを考慮に入れて人生を進めていくことも大切なことですが、外のこと(世間体や今見える結果)だけに
とらわれ過ぎずに、じっくり、ゆっくりとその時の自分の内側の気持ちに向かいあってみる時間を
意識的につくってみる。ということです。

「現状はこんな感じだけど、私自身としては、これからどんな道を歩いていきたいのか?」
「そのために今の私ができる小さな行動は、何なのか?」この2つの回答を考えるだけでも、
人生を進めていく方向性が少しずつ修正され、また新たな軌道に乗せていくことができます。

 車も整備や点検など車検しないまま、とばしていると、どこかが消耗しガタついてきます。
人の人生の歩み方も、これと似ているところがあるのではないでしょうか?

 私達、きょうのばが運営するワークショッププログラムは、「人生の車検場」のようなものだと
思います。自分の思いを点検し、もう一度、行き先(目標)を定め、生活習慣や考え方を整備する。
一度このような機会を経験しておくと、その後、何歳になってからも転換期が訪れた際に、
あわてずに自分で自分の人生を整備・点検していくことができます。

 近い将来、こんな会話が聞こえてくると面白いな〜と思っています。
「最近うわさになっているきょうのばのワークショップってどんなことをしているの?」
「人生の車検場みたいなものですよ。私も先月参加して久しぶりに自分のこれからのこと、
やりたいこと、目標が考えられて、スキッ!としたところなんですよ」と。

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