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ヘレンケラーのすごい名言。「障害は不便ですが、不幸ではありません。」
この言葉は、2歳の時から視力と聴力の障害を抱えることになり、会話でのコミュニケーションを
とることができなかった苦悩の子ども時代に、運命的な家庭教師アン・サリヴァンとの出会いを通じて
自ら学んでいくことの楽しさに気づき、教育家・社会福祉家として、世界各国をまわり、
さまざまな福祉活動を続けられたヘレンケラー(アメリカ)さんが、残された言葉です。
ヘレンケラーさんのことをじっくり調べてみたのは、つい最近のことになるのですが、
これからの時代を自分なりに生きていくうえで、この名言は、たくさんの人の心を癒し、
「そうか!不便を感じることはあっても、それが不幸な人生を送っているということにはならなんだ。」
ということに気づかせ、いろいろなことがあっても、自分から前向きな人生を送っていこうと思える
すごい言葉になっていくのでは?と感じています。

そこで、この言葉がなぜインパクトのある言葉になるのか?
私なりに2つの考えを引き出してみました。
1つ目は、「障害は不便です。」という部分にあります。この場合ヘレンケラーさんは、
自ら経験された身体的な障害のことを言われていると思うのですが、この時代を生きている私達も
生きていく中で、健康や人間関係、仕事やお金などが係ってくる問題、逆境や試練とよばれるような
人生の壁(障害)にぶち当たって、大変だな〜と思うようなことが結構あるものです。
また、憧れから生まれたワクワクする気持ちが、いつの間にか、結果を求め過ぎてしまう
イライラする気持ちに変化してしまっていて、欠乏感や不足感などのストレスを抱え込み、
不便を感じてしまっている時があります。
そんな時、心は不便な気持ちの中にどっぷりはまり、大きな失望感を感じてしまっているか、
いや、不便を感じていること自体が良くないことだ〜と、無意識の中で自分の感情に反発しながら
一生懸命フタをしてしまおうとしているところが、あるのではないでしょうか?
ここでヘレンケラーさんは、「障害はやっぱり不便ですよ。」と自分に置かれた状況を、
それなりに受け入れながら、自分の感情を変に拡大もせず、無理やり消去させようともせず、
「不便です。」とシンプルに自己表現されているところに、力の抜けた感じが伝わってきます。
「こんな感じで、シンプルに自己表現していいのだな〜」と我慢していた気持ちが、
ふと軽くなり、心が癒されます。

2つ目は、「不便ですが、不幸ではありません。」という部分です。
「何かの障害で不便や不足に感じていることと、不幸に思うことは、別物で違うことだったんだ〜」と
現状の不便や不足に感じていることが、いきなり不幸に思うことにはつながらないことを、
はっきり感じわけることができました。
ということは、私の心の中には、「〜だから、今幸せではない。」と少なからずも、
不便を感じていることや不足を感じていることが、不幸なことだと、自分の中で、
自覚せずに、勝手に思いこんでしまっている部分があったのでしょう。
このように、自分のまわりで起こっていることを、無意識の内に自分の思いこみによって、
自分にとって、不都合な方へ解釈してしまっている状態のことを、アメリカの心理学者
デビッド・D・バーンズ(David D. Burns)さんは、認知の歪み(ゆがみ)という言葉で表現されました。
そういう意味で、このヘレンケラーさんのこの名言は、私達がいつの間にか抱いてしまっていた
「幸せ感についての認知のゆがみ」に気づかせてくれる貴重な言葉かな〜と思うのです。
最終的には、不便であっても、不足を感じていても、自分で幸せな気分を感じていくことができる
という考え方が、新しく生まれてきます。これは、私の中では、書家の相田みつをさんが
残された「幸せはいつも自分の心が決める。」という言葉につながってきます。

人の気持ちを元気にする言葉っていいですね。
名言によって癒され、名言によって大切なことに気づかされ、
名言によって自分の心を元気にしていくことができる。
人それぞれによって、インパクトを受ける名言も、感じ方もそれぞれ違うと思いますが、
これまで私達と同じように、いろんなことを経験しながら生きてこられた人達が、何かしらの思いで
表現された言葉だから、いろんな名言とこれからも出合って行きたいと思っています。
もちろん私達自身でも、気ままに自分の名言をつくってみても、おもしろそうですね。
ヘレンケラーさんに習って、「Aということは、Bですが、Cということではありません。」
というカタチで作ってみるのはいかがでしょうか?現在、何となくあなたの心の中でひっかかっているもの、
心のクセになってあなたに違和感を与えている考え方が、少しでも自覚できるといいですね。
紙に書いたりするだけでも、結構自分の気持ちを知ることができます。
私の場合は、ひとつの目標を決め、それに向かって一歩ずつ準備を進めていく過程で
目に見えるカタチの成果が、なかなか感じられなくて、ダメだ〜と落ちこむパターンがあるので、
そのメモとして、こんな言葉を自分に残してみたいと思います。
「努力していく過程で、目に見える成果がなかなか感じられないことは、本当に大変なことですが、
スタートした地点から全然進んでいないわけでは、ありません。ましてや目標に達していないから
自分はダメだと言うものでもありません。表に出てこないところで積み立てられたあなたの努力は、
いつかブレークスルー(突破)する時が必ずやってくるでしょう。まずは、自分を信じて努力を積み重ねる。
今自分のできることに、集中して取り組んでみましょう。」
●参考リンク
スキーマを知ることが、自分を変えるためのポイント
「心のクセ」は誰にもでもある。
ヘレンケラーの映画「奇跡の人」
齋藤孝の「3分間」アカデミー
「自分だけの名言集をつくれ!」
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